マドンナにビヨンセ、レディーガガにアリアナ…。
アメリカポップス界ではいつだってその時代のアイコンとなる歌姫が現れてきました。
そして今まさに、全米が注目している新生歌姫のひとりがTyla(タイラ)です👑♡
世界にその名を知らしめた名曲“water”、全米が目を奪われたメットガラでのiconicな砂のドレス、22歳にして初のグラミー賞受賞などなど…
今回は、歌手になることを夢見ていた南アフリカの女の子から世界を魅了し続けるiconicな歌姫になったTyla(タイラ)のストーリーをまとめてみました✨
それでは、彼女の歌姫ストーリーを見ていきましょう♡(。☌ᴗ☌。)/
基本プロフィール
それではまずは、Tyla(タイラ)の基本プロフィールから💕
名前:Tyla(タイラ)
(本名:Tyla Laura Seethal)
生年月日:2002/1/30(現在23歳)
出身:南アフリカ共和国(ヨハネスブルグ)
身長:160cm
活動:歌手、ソングライター
ファンネーム:Tigers(タイガーズ)
以上がTyla(タイラ)の基本情報になります🐶

まだまだtylaのことが気になる…!♡
ということで、今からもっともっと彼女について詳しく見ていきましょう👀💕💪🏻
生い立ち
Tyla(タイラ)は、彼女が話す英語のアクセントからも分かるように、南アフリカ出身で現在23歳です。
インド、ズールーそしてアイルランドなど様々な国の血を引き、多様な文化アイデンティティを持って生まれました。
“常に音楽と共に生活してきた”という彼女は、音楽が好きな両親のもと、“アフロビート”,“アマピアノ”,そしてR&Bにpopといった全ての音楽に囲まれ成長しました。

ちなみに、リアーナ、マイケルジャクソン、ブリトニースピアーズ、ドレイク、ウィズキッドが最も好きで影響を受けたアーティストだそう💕
こうしたバックグラウンドで育った彼女は、いわば自然と何の疑いもなく「将来は歌手になる」という夢を幼少期より持ち続けていたそうです。
家族愛
Tylaは、家族愛が強いことでもよく知られており、両親を始め、兄弟たちも度々メディアに出現しています。
そんなTylaは、5人兄弟の真ん中っ子。
2個下の妹のSydney Seethal(シドニー・シーサル)はとりわけ彼女のsnsやメディアに共に登場しており、その姉妹愛、絆の固さが窺えます。
TylaとSydneyの2人のYouTubeチャンネル[Sydney and Tyla]を持つほどに仲が良いよう。💞
また、Sydneyは姉のTylaと同様に表の世界へと参入しており、現在インフルエンサーとして活動しています。
SydneyのみのYouTubeチャンネルもあり、しばしば姉のTylaも出演しているので家族といる時のTylaが見たい!という方は要チェックです☆
Sydneyのチャンネルはこちら↓♡
歌手になるまで
いつでもどこでも歌を歌っていたというTyla。
10代前半の頃は、自身のsnsにてビヨンセやジャスティン・ビーバーのヒット曲のカバーを披露したり、12歳で初めて母から貰った手帳に歌詞を書いたりしていたそうです。
こうした活動を通して、
彼女の「歌手になりたい」という揺らぎない思いはどんどん膨らみ確信的なものへとなっていましたが、彼女の両親は学業の優先を強く願っており、“夢を追いたい娘”と“安定した将来を送ってほしい両親”のぶつかり合いがしばしばあったよう。
1年間の猶予と大成功のデビュー
こうしてTylaは一時、両親の望みを受け入れようと鉄山工学を学ぶことも考えましたが、歌手になるという夢を諦めきれず、高校卒業後、両親を説得して1年間のギャップイヤー*を取得します。
*高等学校卒業から大学入学までの猶予期間のこと。主に学外での社会体験期間を意味する。
しかしその後すぐに新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われ、彼女の夢への道は閉ざされたかと思われましたが、彼女は決して諦めませんでした。
外に出ることが出来ないなりに、自身のsnsにて曲を投稿したり、業界関係者に自身の作品を添えてメッセージを送り続けたりしていたというTyla。
こうした彼女の努力が実を結び、ついにNYのFAXレコードの共同創設者であるBrandon Hixonの目にとまり、彼とのレコード契約を果たしました。
そして2019年、Kooldrinkとフューチャリングという形で、初のデビューシングルとなる‘Getting Late’をリリースし本格的に歌手として活動し始めます。
2021年に公開された「Getting Late」のmvによって、瞬く間に南アフリカからアメリカへとヒットを収め、彼女のデビューは大成功となりました。
この数ヶ月後、アメリカのレコードレーベルである‘Epic Records’との契約も果たし、彼女の歌手としての人生が着実にスタートしました。

ちなみにEpic Recordsは、あのTravis Scott(トラヴィス・スコット)も所属する超大手のレーベルだよ⭐︎
現在は、1000万回を超える再生数を誇る彼女のデビューシングル「Getting Late」のmvはこちらから↓♡
大ヒット曲「Water」の誕生そして新世代の歌姫へー
初のデビューシングルで、南アフリカとアメリカで大成功を収めたTyla。
そしてさらにその名を世界に知らしめたのが、あの大ヒット曲「Water」。
2023年にリリースされたこの曲は、爆発的な人気を集め世界的にヒットしましたが、Tyla自身もこの曲をリリースする前に“必ずヒットする”と確信していたそう。
そして、この曲の爆発的なヒットの鍵となったのがその振り付け。
南アフリカ起源であるバカルディ風のダンスムーブに合わせて自らに水をかけるアイコニックな彼女のダンスは、TikTokにて大反響を呼び、「Water」の成功に拍車をかけました。
TikTokにて「Water Callenge」と称してダンスチャレンジが広まると共に、mvの再生回数も増え、現在では3億回再生を突破しており正真正銘の大ヒット作となりました。
さらに、先ほども出てきた同レコードレーベルに所属するTravis Scottとのフューチャリングmvも公開されており、その人気は確実なものへとなっています。
数々の賞の受賞
こうしてヒットした「Water」は、
- 第1回グラミー賞最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス賞
- ビルボード・ミュージック・アワード最優秀アフロビート・ソング賞
- MTVビデオ・ミュージック・アワード最優秀アフロビート・ビデオ賞
など数々の賞を受賞しています。
中でも、グラミー賞は、同賞を受賞した最年少のアフリカ系アーティストとなり、ついに彼女は新世代の歌姫となりました。
独自の音楽スタイル
独特なリズム感と心地よいサウンドが印象的なTylaの楽曲。
そんなTylaの音楽は、popとamapiano(アマピアノ)の融合であり、各メデイアから“Queen of Popiano(ポピアーノの女王)”と称されています。
ちなみに、amapiano(アマピアノ)とは
南アフリカ発祥のディープハウス、ジャズ、ラウンジミュージックのサウンドと南アフリカの音楽スタイルを融合させた音楽ジャンルのひとつ。
リズミカルなパーカッション、シンセとベースラインが特徴。
「amapiano」はズールー語で「ピアノ」を意味する。
であり、Tylaの音楽はこうした彼女の故郷である南アフリカの音楽の魅力がたくさん詰まったものになっています。
また、数々のメディアのインタビューで、「アフリカの音楽を世界に知ってもらいたい、私にはその役目がある」と語っており、こうした信念のもと、現在のTyla独自の音楽スタイル“Popiano”が誕生したようです。
楽曲
2025年現在Tylaは数々の楽曲をリリースしており、
2024年3月にリリースされたデビューアルバム『TYLA』には、大ヒット曲’water’ を始め、’Truth or Dare’、’ART’など様々な曲が収録されています。
「Water」以外の主な代表作には
などがあります💁🏻♀️♡
彼女のデビューアルバムはこちらから↓

また近年では、ブラックピンクのLISAなど他のアーティストとも積極的にコラボ楽曲を制作しています。
そんな彼女の最新曲はこちら↓♡
メットガラでの注目
「Water」でその名を世界に馳せたTylaですが、もうひとつ、彼女を有名にしたものがあります。
それが、2024年に開催されたメットガラ*。
*毎年5月の第一月曜日にニューヨーク市メトロポリタン美術館で開催されるファッション界で最も大きなイベントのひとつ。
この年のメットガラのドレスコードは、「Garden of Time(時間の庭)」。
ここで彼女が着用したのが、バルマンの砂のドレス↓
エキゾチックな彼女のルックスと芸術的な砂のドレスに砂時計が相互にマッチし合い、人々の目は彼女に釘付けになりました。
あまりにアイコニックなこの彼女のルックスは人々の印象に強く残り、2024年のこのメットガラは、彼女の名が広く知れ渡るもう一つの大きなきっかけとなったのです。
ちなみに、2025年のメットガラにも彼女は参加しており、そのルックスはこちら↓
この年のドレスコードは、「Tailored For You(あなただけの仕立て)」で、tylaはジャックムスのドレスを身に纏っています。
前年同様、彼女の美しい体のラインの出たアイコニックなルックスでこちらのドレスも思わず目を奪われてしまいますね👗♡
2年連続でメットガラに招待され、アイコニックなルックを更新し続けるTyla。
ぜひ、来年のメットガラでもTylaのホットなルックスが見たいですね💕
Tylaと日本
Tylaの『Breathe Me』のミュージックビデオを見たことがある方は、その舞台に驚いた方も多いのではないでしょうか?
なぜなら、背景が私たちがあまりにも慣れ親しんだ場所…。どころかどう見ても日本だったからです。
投稿者である私、きてぃも初めてこのビデオを見た時、

えっ、これ大阪やんな?え、ほんまに?え、でも絶対大阪やんな?
と何度も巻き戻し、動画を確認したのを覚えています🤣
そんなTylaと日本の関係ですが
彼女は、2024年8月、大型音楽フェスティバルである「SUMMER SONIC(サマーソニック)」で初来日し、14日にはタワレコ渋谷店でサイン会も開いています。
『Breathe Me』のmvはどうやらこの時に撮影されたようです。
舞台は大阪で、彼女のファンネームである「Tigers」と掛け合わせてか、mvの中では阪神タイガーズのユニフォームを着用しています。
そんなmvはこちら↓🐯💕
tylaはこの時の来日で、神社に行ったり、ネイルサロンに行ったり、電車にも乗ったりして日本を満喫したそう♡
街中でたくさんの日本のTigersに会えたこともとっても嬉しかったそうで、また日本に来たいと雑誌viviのインタビューにて語っています。
2025年現在新たな来日予定の情報はありませんが、いつかtourで日本にも来てくれたら嬉しいですね♡
まとめ
今回は、南アフリカから世界へと羽ばたいた新生歌姫・Tyla(タイラ)についてまとめました。
夢を叶えた彼女の歌姫ストーリーはいかがでしたか?
一貫してブレない彼女の「歌手への情熱」が現在の彼女の輝かしい成功へと繋がっていましたね。
まだまだ23歳と若い彼女がこれからどんな音楽、キャリアを築いていくのか目が離せませんね♡
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました(。☌ᴗ☌。)♡